今年最後の狂言

昨日、久しぶりに狂言を見に行きました。
行ったのは去年に引き続き、
「HANAGATA'10/五人作品集・ごにんといろ」という、
茂山家の若手(とはもう言えないけど‥‥とは本人達の弁)
正邦・茂・宗彦・逸平・童司 五名の創作狂言の会です。

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いつも古典を演じている彼らが、
狂言という形態を「一部」使った、コメディーを演じています。
○1本目は狂言で演じる「コンパ」(6人中、一人だけ現代人)
○ただただ「狂言的」言い回し+笑いを演じているのかと思ったら‥
 自虐的なおち(^m^)
○NHK繋がりで桂よね吉さん客演。  狂言師が日常生活にいきなり入ってきて
 引っ掻き回されたら‥ コントですね(^^)
○何かに似ているなぁ?世にも奇妙な‥のタモリ?
○桂よね吉さんが客演しているということで、これは落語の「寝床」を題材にした
 コメディー。可笑しいのが、喧嘩して舞台に穴をあけた俳優の父が出てくる(笑)


と、こんな風にそれぞれが新作を書いて演じてます。
いつも言いますが、茂山家の人々、面白過ぎ!
もちろんこれは「伝統的な狂言」ではないし、
狂言の今後を思い、ファンを増やそうとの思惑もあるかと思いますが、
伝統芸能者という変なプライド(↑のEB蔵のように)など皆無で、とにかく、
お客さんを笑わせたい!というエネルギーが伝わります。
私が見たのは昼の部でしたが、夜の部ではもう5本!別の新作が演じられたそう。
見たかった!(でもこの暮れの忙しい時に一日ぶっ通しは無理!)


それにしても。
前述のEB蔵事件。かな〜り辛口な表現でした。
歌舞伎とは遠い親戚のような狂言。
触れてはいけない部分なのか?と思いきや、
逆手にとって全てを笑いの種にしようという貪欲さ、そのスピード感。
したたかです。
EB蔵さん、なめられてますよ。しようがないけども。




さて、この日久しぶりに着物に袖を通しましたが、
このところコーディネイトを考える余裕がなく、
とにかく頭で考えたままの組み合わせで、大急ぎで出かけました。
(この上にいつもの絞り羽織を)
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着てる時から、これはちょっと華やかさに欠けるか?と思ってましたが、
帰ってからまじまじと鏡で見て、やっぱり地味過ぎだったと後悔です。
判ってるんです。なんといっても帯締め、帯揚げがワンパターンなんですよねぃ。
いや、あるにはあるんですが、使ってるのって結局一部。
もっと頭を柔軟にしないといけないといけませんね。それも反省です。






ところで、突然話は変わりますが、
この半月ほどブログをお休みにしていたのは、
高齢の義父が脳梗塞になったことがあります。
不随も言語障害もなく、大した事はなかったのですが、
それでも、歳が歳だけに色々と問題もでてきました。
実はこの日同行した母も、
前日、急に具合が悪くなり、近くの医院からは「暫く家に居るように」との
お達しがあったにも拘らず、
元に戻ったとたん母は「どうしても行く」と言って聞きませんでした(苦笑)
(なので、この日はもしもの時の事を考えての付き添い観狂言(^^;;;;)
年齢を重ねるにつれ、人間、子供に戻るといいますが、
ここ数年、それをひしひしと感じています。
これからは尚一層、私自身の身動きも取りにくくなるだろう‥と覚悟もしています。
そう言う訳でこれから暫く、更新の間隔が空くかと思います。
今まで以上に遅々と進まないブログですが、
たまには覗いてやって下さると嬉しいです。
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by r_gardenspace | 2010-12-24 22:25 | 京都でのこと
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