梅雨の晴れ間のお出かけ

ガーデナーのくせに、せっかくの晴れ間に着物でフラフラ‥(笑)なんて言ってましたが、
着物好きにとっても晴れ間は大事なんです。
数日前の予報は雨だったので半分諦めかけていた美術館行き。しかし
日頃の行いが良いんでしょうね〜(^〜^)当日、降水確率はグッと減って(^^)。
お友達と二人、勇んで出かけました。



行ったのは、京都近代美術館で行われている「稲垣仲静・稔次郎兄弟展」
日本画家の兄、稲垣仲静と、
後に人間国宝にまでなった(着物などの)図案家の弟、稲垣稔次郎の合同展です。
着物好きにとっては身近な型絵染め。
その第一人者だった弟稔次郎の作品を見るのが当初の目的でした。
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思った通り、稔次郎の作品は明るく軽快で、意匠デザインとしての要を外していません。
実際、これなら欲しいな!という物もいくつもあって!
ところがお兄さん稲垣仲静はとても暗く、あえて言うなら「気味の悪い」作品の多いこと。
しかし、少年稲垣仲静の作品(スケッチやデッサンなど)は、気味悪い訳ではなく、
ひたすら巧みで‥その老成している事に驚かされます。
それが年を追うごとにどんどん作品は病的に‥ 死を意識した作品、性悪説を根元と
するような作品になるにつけ‥、精神的にかなり逼迫していたのでは?と、想像するほどに。
(あげくにお友達と二人、25歳で無くなったのは自殺だったのね、と決めつける始末(笑)
最後に年表を見て腸チフスで亡くなったと知るのですが!(爆))
結局、稔次郎目当てで行った展覧会ですが、
見終わって兄・弟どちらが心に残ったか?というとそれは、兄・仲静の作品でした。
そのまま生を全うしても、想像通り、精神的に追いつめられていた?‥のかも知れませんが、
もっとたくさんの作品を見たかった と素直に思う‥それほど力のある作家でした。



なんて真面目に語ってしまいましたが、この日の着物。
秋にも一度袖を通していた、綿ちりめん。こんな不安定な空模様の日にはピッタリ!
夏物も?とも考えましたが、まだ、麻の着物を着ようという気には最終的になりませんでした。
蒸し暑かった一日でしたが、日射しもなかったのでちょうどでした。
帯は前回と同じ、竹紙(今回は色が出ました)
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しかし相変わらず、帯締め・帯揚げがピッタリのがなく‥。
夏物の小物、今まで「どうせそれほど着ないし」とあまり揃えてきませんでしたが、
やはりもうちょっとなんとかせんと。
帯留めは自作、アジアン雑貨店で売っていたボタンを改造。これは可愛くてお気に入りです。
この日、お約束の時間まで少し余裕があったので
がんばって角出しにチャレンジしました。
というのも、前で作って後ろへ回す‥帯板を買っていたのです。
しかし・・・付け焼き刃はあきませんな。
途中で訳が分からなくなり断念。最終的に約束の時間をタガえる事に・・・(すみません!)
やはりヒマな時にでも練習しておかなくては。ヒマな時ってあったっけか?
この日の組み合わせ、出かけに一言母が、「なんか昔のお婆さんみたいな組み合わせやな」
なんか萎えちゃうなぁ〜
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by r_gardenspace | 2010-06-23 00:04 | キモノ
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