ルーシー・リー展へ

ルーシー・リー展に行ってきました。
三連休の初日に行く予定を立てていたのですが、
天気予報の「大荒れ」に戦いて前日の10日に。
この日は午前中しか時間がなかったので、
朝、必死で京阪に飛び乗り、10時過ぎには、
(何年かぶり‥いや、何十年かぶりの)
東洋陶磁器美術館に着いていました。
それでも、
会場はもう何人かのお客さんが並んでおられて‥
ルーシー・リーの人気の高さが伺えます。
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ルーシー・リー展、
確か去年の春頃に東京で開催されていると聞いた時に
是非行きたいと思ったのですが、行けませんでした。
秋頃に
大阪で開催される、と知ってからずっと、
何があっても行くゾ!と決めていたのに拘らず、
なかなか時間が取れずに、
結局、今回も最終日寸前の滑り込み(^^;;;
いつもの事ながら、自分の計画性の無さが情けないです。


ルーシー・リー、
陶芸がお好きな方にはとても有名な方ですが、
恥ずかしながら、私がルーシーを知ったのは、ほんの最近です。
それでも、ルーシーの作品を一度見た時から、
その独特のフォルム(モダンで繊細で、そのくせ大胆な造形!)に、
いっぺんに心を奪われていました。
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ところが今回、
ルーシー・リーの全生涯を網羅するほどの、
多くの作品を見て、愕然としました。
私って何も解ってなかった!と。
今まで、彼女は形の人‥という認識だったのですが、
実際は釉薬の人だったんだ!‥と。(わはは言い切ってしまった⊿(^^;;;;)
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いや、これはとても個人的な‥恥ずかしいほど拙い印象です。
でも実際に陶芸を(ほんとにほんの)少しだけσ(^^;;;でもかじると、
創造することにおいて、釉薬の占める割合の多い事が解ります。
彼女は、常に釉薬の配合や施し方を研究していて、
いくつかの「方法(技)」を発明しています。
そしてそれを単なる技術から芸術にまで高めることに成功しているのも、
彼女が希有な芸術家だったからに他ありません。
彼女自身は「芸術家」と呼ばれたくなかったようですが。
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そしてそんな「研究」も含めて、いかに彼女が
パワフルに創作活動に打ち込んでいたかも、ひとつの驚きでした。
80歳くらいで倒れるまで、創作活動していたのですが、
そこには常に新たな「挑戦」があったわけですから。
素晴らしいです。
静謐で力強く、そのくせ極めて女性らしいルーシーの作品。
陶芸の好きな方は是非一度、本物をご覧になってください。
写真では決して伝わらない、圧倒的な美しさがそこにあります。

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↑写真では1%も良さが出ていないけど、
そこには星が煌めいていて!
とてもチャーミングで一目惚れした『お茶碗』



ところで、会場となった東洋陶器美術館。
20代の頃、この近くに勤めていた私は
できて間もないこの美術館によく行ったものでした。
そのときの印象は、
間接照明が美しいこと、
そして、至所のディテールが秀逸なこと。
思わず、展示品よりそっちに目が行ったりして。
今回、そんな所をまた確認するのも、楽しみの一つでした。
ですが、それがどこだったか?今回、昔の記憶との合致が
できなかったんです。
たぶん、ルーシーの作品の素晴らしさに当てられて、
それどころではなかった、のと、
時代が、↑そう言った事を普通にしてしまったのでしょうね。
喜ばしいことですが、
自分の記憶の不確かさにがっかりでした!(大汗)



もう一つ。
嬉しい+ビックリしたこと。
始め、入り口で並んでいると、初老の男性が近づいてきて、
突然、「余ってるから」と、招待券を下さったのです!
ほとんどの方がお友達どうしで来ておられるなか、
私だけが一人だと判ったからでしょうけど、
余りに突然でビックリして、お礼も一言 言っただけ、
ちゃんと、言えなかったのが今も悔やまれます。
ビックリして、チケットをまじまじと確認している間に
どこかに行ってしまわれました。
あのとき、チケットを下さった方、
ありがとうございました!
とっても、楽しませて頂きました!!
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by r_gardenspace | 2011-02-16 01:09 | 見た
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